D|Sのirayレンダラーは画は綺麗なのですが、物理的に正確ということで色々と融通がききません。
なので、レンダリングはMaxに持って行ってV-Rayでレンダリングしたいと常々思っているのですが、マテリアルの移行がかなり面倒。
本来ならirayが使用するMDLマテリアルは、異なるDCCツール間でも互換性が有るはずなのですが、D|SのShaderMixerはMDLファイルを書き出せないので、Maxに持っていく場合マテリアル設定をやり直さなければいけないんです・・・
MayaならDazToMayaで一発でいけそうなのですが、マテリアルの再現性ってどれくらいなのでしょうかね。
DazToMaxも開発しているらしいので楽しみでは有ります。
でもいつ出るか分からないDazToMaxを待っていても仕方がないのでV-Rayのマテリアルも勉強していたのでした。
そう、V-Rayで人肌といえばVRaySkinMtlを。

そしてV-Ray for Maxの最新バージョンが出たので早速購入。
高かった・・・6万超え・・・
最新バージョンはV-Ray Next。
V-Ray 4 for Maxでは”4”と”for”の発音が被るからNextになったらしいです。
次回は普通にV-Ray 5になる予定だとか^^

早速oakのユーザーページで、3.xからNextへの移行の注意点を読むと・・・
 「VRaySkinMtlは提供されません。より簡単かつ高機能な VRayFastSSS2 VRayALSurfaceMtl を使用してください。」
あわわ、ここ数日研究していたVRaySkinMtlが無くなった・・・
やっと少し分かりかけてきてたのに・・・

VRayFastSSS2は万能だけど難しそうなのでパス。
VRayALSurfaceMtlを使う事にしました。
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まだ全然分からないのですが、なんかVRaySkinMtlよりレンダリングに時間がかかる気がするんでけど・・・
ブツブツだし。。。

こんな時は、V-RayDenoiserさんお願いします。
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おおお、一瞬でブツブツが無くなる。
ハイライトの辺りがちょっと荒れてるけど。

Nextになって新しいデノイザーNVidia AI denoiserが加わったので、そちらも試してみました。
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わぉー、人工知能しゅごしゅぎる!
アニメーションではフリッカーが出るらしいので、静止画のときはNVidia AI denoiser、動画の時はV-RayDenoiserと使い分ければ良さそうですね。