DAZ以外から入手したアイテムをSmart Contentに表示させる手順の覚え書き

pixivでkouchanさんが配布されている「おパンツ for G8F」を例にやっていきます。

1.Content Libraryでopan2フォルダを探します。
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2.opan2フォルダを右クリックしてCreate a Product Fromを選択。
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3.プロダクト名を入力します。
 DAZ製品にならってOpan2 for Genesis 8 Female(s)としました。
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4.Content LibraryのProductsから作成されプロダクトフォルダを探します。
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5.プロダクトフォルダを右クリックしてEdit Metadataを選択します。
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6.メタデータの編集画面が出るので、Assetタブを選択します。
 まず始めにおパンツ本体の設定をします。
 opan2がおパンツの本体なのでこれを選択します。
 次にTypeの設定をします。
 D|Sが取り扱うアイテムの種類が決まります。
 Follower>Wardrobe>Underwear>Bottomとしました。
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7.次にカテゴリーの設定をします。
 Categoryタブが選択されているのを確認し、Files/Categoryの下に表示されているopan2を右クリックし、Add Root Categories to Selected File(s)を選択。
 Default/Wardrobe/Underwear/Bottomsとしました。
 ここの設定でSmart Contentに表示されるフォルダ分けが決められます。
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8.続いて互換性の設定をします。
 Compatibilityタブを選んで下画面のopan2を右クリック。
 Add Compatibilities to Selected File(s)を選択。
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9.おパンツはG8F用なのでGenesis 8以下のFemalesを選択してAccept。
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10.先ほどの設定でおパンツは”G8F用ですよ”という事をD|Sに分かる様にしました。
 今度は他のアイテムから”おパンツ用ですよ”という設定をしてもらう時のための設定をします。
 設定画面下段にNot Declaredとなっている箇所をクリックしてDeclared Asにします。
 同じ段の右端のDatabaseボタンが押せる様になります。
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11.Databaseボタンを押して、出てきた画面の右上にあるプロパティボタンを押してCreate New Root Compatibility Baseを選択。 
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12.Compatibility Baseの名前を設定します。
 opan2としました。
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13.Compatibility Baseにopan2が追加されました。
 これで他のアイテムからopan2を指定出来る様になります。
 今回この作業を行ったのは、おパンツにはマテリアルプリセットが用意されていたので、マテリアルプリセット側で「わたしはおパンツのマテリアル」ですという設定を行うためです。
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14.次にマテリアルプリセットの設定を行います。
 マテリアルプリセットは全て同じ設定で良いのでCtrlキーを押しながら全てのマテリアルプリセットを選択した状態でTypeの設定をします。
 Preset>Material>MDLとしました。
 iray用ならMDLで良いでしょう。
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15.次に下画面でCategoryの設定です。
 こちらも全てのマテリアルを選択して右クリック。
 以下の操作はおパンツ本体と一緒で、Add Root・・・を選択します
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16.CategoryはDefault/Materials/irayとしました。
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17.次にCompatibilityの設定です。
 下段のマテリアルが全て選択された状態で右クリック。
 Add Compatibilities・・・を選択。
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18.そして先ほど作成したCompatibility Baseのopan2を選択しAccept。
 ひとまずこれでMetadataの設定が出来たのでAcceptでContent DB Editorを閉じます。
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19.どうですか?
 ちょっと残念なアイコンですが、SmartContentに表示されたのではないでしょうか?
 これで終わりと言いたいのですが、もう一仕事必要です。
 この状態だとマテリアルプリセット側で「おパンツ用です」とせっかく設定したのに、D|Sは「おパンツ?誰?知らね」という状態なんです。
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20.それではおパンツが誰なのかD|Sに教え込ませます。
 おパンツをシーンに呼び出し、Sceneタブを右クリック。
 Edit - Scene Identificationを選択。
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21.シーンIDの設定画面が出ます。
 今回の場合はCompatibility Base以外はそのままで良さそうです。
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22.Compatibility Baseをopan2にして設定完了。
 これでD|Sがおパンツを識別することが出来ます。
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23.先ほどの設定はデータベースには覚えさせますが、メタデータには書き込まないみたいなので、メタデータも更新しておきます。
プロダクトフォルダを右クリックしてEdit Metadata。
Content DB Editorが開きます。
下段のScene IDsに先ほど設定したSceneIDが表示されています。
何もしないでAcceptするとMetadataを上書き更新して良いか聞いてくるのでOKで上書きします。
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24.おつかれさまでした。
 これで全ての設定は終わりです。
 あ、ちょっと待って。
 あのダサいアイコンは?
 という人はRuntime - Supportフォルダーに今回作成したサポートファイルが有ります。
 LOCAL_USER_Opan2_for_Genesis_8_Female(s)という名前のdsxとdsaです。
 これと同じ名前のJpgファイルを同じフォルダに入れてあげるとSmartContentに表示されるようになります。
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25.おまけ
 アイコンの画像を作るのがめんどくさい人はどうぞ^^
 こんなんで良ければですが・・・
LOCAL_USER_Opan2_for_Genesis_8_Female(s)

26.おまけ2
 先ほどのdsx、dsa、jpgを一緒に配布することで他のユーザーもこの面倒な作業を行わなくてよくなりますが、インストールマネージャを使わないと自動ではデータベースに登録されないみたいです。
 次回はこれを手動でデータベースに登録する方法をお届けいたします^^